中小企業、個人事業者のための絆経営と絆マーケティングを実践

原価編

「原価」と一口に言っても仕入原価もあれば製造原価もありますね。だから一括りにお話しするのは結構難しいことです。

そこで今回は「原価を下げるヒント」を中心に書いてみました。ポイントは3つですから簡単ですね!

特に一番最初の「仕入・外注先と協業できるか?」は大きな分岐点となることも少なくないので、自社での可能性を考えていただければ幸いです。

仕入・外注先と協業できるか?

まさかとは思いますが、この時代になっても仕入先や外注先との関係を「上下」で見てないですよね?もしそうなら、今すぐその関係を見直しパワーバランスも考え直すべきです。

仕入や外注費、つまりは原価を下げたいのはどの企業でも同じです。企業活動の原点とも言える粗利(売上総利益)を1円でも多くしようと思えば、原価を下げることができればかなり手っ取り早い。もう少し踏み込んで言うと「自分たちの努力だけで利益が増えるから」です。

仕入先、外注先と協業しよう!しかし限度を超えた単価交渉は、優良な仕入先や外注先を失うことにつながりかねません。そうなれば元も子もないのはご存じのとおりです。

よく考えてください!

仕入先も外注先も貴社の協力者(社)なのです。仕入先や外注先があるからこそ貴社の事業が成り立っていると言っても決して言い過ぎではないでしょう。

そうわかっているなら仕入先や外注先に無理難題を押し付けてはいけません。あくまで対等の立場で物事を一緒に考え進めていく「協業」のスタンスを作り、生み出していくことが肝心です。そうするからこそ、そこに「切磋琢磨」の精神が生まれ貴社も仕入先や外注先にもメリットがある状態になるのです。

つまりWin-Winの関係ができるというわけです。

どんな企業でも一社で生きていくことはできません。多くの企業や人の助けがあって生きているのだという大前提を絶対に忘れてはなりません。貴社と仕入先、外注先との関係がつよくなればなるほど代わりはいないのです。

無駄を徹底的に排除しろ!

原価を下げるために貴社が積極的にできることは、まずは「徹底した無駄の排除」でしょう。購入するだけ購入して全く手つかずの商品はないでしょうか?甘く見積もりすぎた外注費はないでしょうか?まず、自社でできること。「無駄を排除すること」に取り組みましょう。

とは言え、企業によっては同じ状態であっても見解が異なることもあります。ある企業では「それは必要だ」と考えるし、また別の企業では「それは無駄だ」と考えることもあります。しかしいずれにしても担当者レベルで考えることではありません。企業のスタンスがはっきりしていれば、自ずと何が必要で何が無駄であるかという区別はできるようになってきます。

ムダを排除しろ!中小企業の場合、これを決定づける大きな要因は社長の考え方です。失礼ながら社長のお考えがルーズであれば無駄は結構生まれます。倉庫なりなんなりを見れば一目瞭然でしょう(これは次項でお話します)。工場内、事務所内を見ても瞬時にわかる場合もあります。特に中小企業、小規模事業者には社長の考え方が末端まで浸透しやすいので非常にわかりやすいのです。

現在のところ「無駄」とは考えていないものであっても、ゼロベースで考え直してみましょう。果たしてそれだけの量を社内に確保しておく必要があるのだろうか?確保しておく途中で品質に変化が起きていないだろうか?(結局、最終的には廃棄するしかありませんね)

このようなことをひとつひとつの仕入商品や外注する仕事で検討していけば、自ずと無駄はなくなってくるでしょう。

でももし、無駄を排除できなくてもより効率的に仕入、外注するためのアイデアが生まれるでしょう。そうできれば経営に与えるインパクトは大きいものになり、結果として粗利(売上総利益)が増えることになるでしょう。

在庫管理を徹底しろ!

前項でお話ししたように仕入や外注費の増減によって粗利(売上総利益)は増減します。そのため無駄を排除することがなにより重要で大切な行動になるわけです。

自社内でできることとして特に挙げたいのが「在庫管理」です。仕入れた商品の在庫管理を徹底的に行っていただきたいのです。そうする理由は粗利に直結するためです。

在庫管理を徹底しろ!今やどんな企業でも安くITを取り入れることができるため、かなりの部分にITを活用できます。身近な例であれば、スーパーなどでバーコードをスキャンし商品の個数をカウントして残っている商品数を端末に入力している姿を一度ぐらいは見たことがあるでしょう。

あれは在庫管理のためだけに行っていることではありませんが、でもやっぱり在庫管理の一部であり人がかかわる相当数の作業を簡素化、スピード化しているのです。

あのようなことはどの企業においても可能です。もちろん「ウチが仕入れている商品数は10点程度だから必要ないよ」という企業もあるでしょう。そんな場合は昔ながらの台帳なり帳簿がその役割を果たしてくれるので、わざわざITを導入する必要はありません。

しかし仕入れる商品数が数百点に上るような場合は、やはりITを適切に導入して在庫管理にかかる作業を簡素化して「在庫管理」を徹底してほしいのです。それは繰り返しになりますが粗利に直結するためです。

在庫管理を月に1回行えば事足りる企業もあれば、毎日行う必要のある企業もあるでしょう。また経営者の意向が影響してそれを決めている場合もあるでしょう。

でもよく考えてください。在庫管理をするのは粗利を増やすためだけではありません。「お客様からのご注文に迅速に対応できるようにするため」という非常に重要な役割も担っているのです。ですからできる限りこまめに、できれば毎日。いや、できればリアルタイムで在庫状況を把握できるようにしていくべきなのです。販売機会の逃す(機会損失)ことを防がねば、売上が伸びませんから。

在庫管理は企業活動において非常に重要です。ましてや昔と比べればかなり簡単にでき、かつそのデータを活用することもできるようになっていますから、まだ在庫管理を徹底していないのであれば、今すぐ始めてください。

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